海外の競馬も楽しめるスポーツベッティング
馬券を買って勝敗を予想するのは競馬の大きな楽しみです。しかし海外で開催されるレースは、現地へ行かないかぎり馬券を買うことができません。
世界のビッグレースを存分に楽しみたいとき、スポーツベッティングを活用することができます。競馬も地球規模で人気のあるスポーツのひとつです。
凱旋門賞・ドバイワールドカップ・ケンタッキーダービーなどの大レースには、テレビ中継を通じて世界中で数億人の注目が集まります。こうした大きなイベントは、当然ながらスポーツベッティングの対象になります。
その他にも、日本にいたまま賭けられる海外の重賞レースは数多くあります。日本の競走馬も1990年代以降、海外のG1レースで勝てるようになり、世界に通用する実力を見せつけています。
ただ観戦しているだけでは物足りないという方も多いでしょう。お気に入りの名馬を応援する意味でも、スポーツベッティングを利用して、生の感動と興奮を味わいたいものです。
スポーツベッティングの競馬の賭け方について
スポーツベッティングというのはスポーツの賭け事のことで競馬などでも行われています。スポーツベッティングはその期待値を計算することができます。
1ベットあたりにどれくらい勝つことが期待できるのかということを示しており、オッズを比較するときに最も必要な情報となってきます。競馬の賭け方でもオッズを確認してから賭けるのが一般的です。
馬券を買う場合には投票したい内容にお金をかけていくことになります。その方法としては1着だけをあてるという単勝や3着までにはいる馬を1頭えらぶという複勝などがあります。
また1着2着の馬の枠番を獣医まであてる枠単やその順位は不同であてるという枠連もあります。ワイドであれば1着から3着までの馬を2頭選ぶといったように様々な種類があります。
これらはオッズという倍率を確認して予想をすることがポイントです。またながしやボックスといった方法で投票の効率をアップさせることもでき、その予想次第ではより確率を高めることもできます。
海外の競馬レースにスポーツベッティングで賭けられる
競馬が好きな人からすれば、国内だけでなく海外のレースにも賭けたいと思う人も多いでしょう。スポーツベッティングなら、海外の競馬にも賭けることができるので、より楽しみの幅も広いのです。
特に最近は、日本馬も積極的に海外のレースに出走しているので、お金を賭けながら観戦することによって、より大きな興奮を味わうことができるのです。
また、オッズのシステムも日本とは違いますし、少し変わった賭け方をすることもできるので、日本で馬券を買うのとはまた方法で楽しむことができるのです。
もちろん、スポーツベッティングは他ににもいろんなスポーツが対象となっていますから、競馬だけに限らず興味があるスポーツには積極的に取り組んでみるといいでしょう。
ただ普通に試合を観るだけよりも、お金を賭けて観ることによって、何倍も臨場感やワクワク感を楽しむことができるのです。少額からでも楽しめるので、お小遣いの範囲で気軽に取り組むことができるのです。
リスクが抑えられるイーチウェイベット
海外の競馬は独自の文化やレース形式が魅力的です。しかし、国内の競馬に慣れた方が海外レースに賭ける際、予測が難しいと感じることも少なくありません。そんな中で注目したいのが「イーチウェイ」という賭け方です。イーチウェイは単勝と複勝を組み合わせた賭け方で、賭け金を二分し、それぞれに賭けます。
この方法の利点は、選んだ馬が1位でなくても上位に入れば配当を受け取れる点です。例えば、馬が2位または3位に入った場合、単勝部分の配当は得られませんが、複勝部分の配当が得られるため、損失を抑えつつリターンを得ることが可能です。これにより、結果が予測しづらい海外の大規模なレースや不確定要素が多いレースでの賭けにおいて、リスクを軽減する手段として非常に有効です。
また、海外の競馬はコースや天候、騎手のスタイルなど、日本とは異なる要素が多く影響を与えるため、賭け方にも柔軟な対応が求められます。イーチウェイはその中でも、より安全な賭けを可能にしつつ、配当のチャンスを広げる賭け方として、初心者から上級者まで多くのファンに支持されています。
海外競馬で見逃せないレースをご紹介
「凱旋門賞(Prix de l'Arc de Triomphe)」はフランスのパリロンシャン競馬場で毎年10月に開催されるヨーロッパ最高峰のレースであり、世界中の競馬ファンから注目される一戦です。
このレースは芝2,400mの距離で行われ、ヨーロッパの一流馬たちがその実力を示すために出走します。
凱旋門賞の歴史は1920年に始まり、以来、多くの伝説的なレースを生んできました。優勝馬には競馬界最高峰の称号が与えられ、優勝賞金も非常に高額です。
このレースの最大の特徴は、芝コースの独特な難しさです。パリロンシャン競馬場のコースは、平坦ではなく起伏が多く、スタミナだけでなく柔軟な走りが求められます。
そのため、欧州の屈強なステイヤー(長距離走馬)が強さを発揮する一方、日本馬にとっては相性が難しいレースとされています。しかし、日本競馬界は長年「日本馬初の凱旋門賞制覇」という夢を追い続けています。
これまでにも「オルフェーヴル」や「ディープインパクト」などの名馬が挑戦し、ファンを熱狂させました。
また、凱旋門賞はその格式の高さから「競馬の祭典」とも呼ばれ、現地では華やかな帽子を被った観客が集うなど、競馬ファン以外からも注目されています。
レースは世界中で生中継され、日本国内のブックメーカーでも凱旋門賞に向けた特別オッズが用意されることが多く、ベットする楽しみが広がる一戦です。年に一度のこの歴史的レースは、競馬ファンなら決して見逃せません。
「ドバイワールドカップ(Dubai World Cup)」は、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で毎年3月末に開催されるレースで、世界最高額の賞金を誇ります。
このレースはダート2,000mで行われ、世界中から選ばれたトップホースたちが一堂に会します。
総賞金は数億円規模であり、優勝賞金も競馬界最高水準のため、各国の有力馬がこのレースを目指して調整を重ねます。
ドバイワールドカップの魅力は、その豪華さとスケールの大きさです。メイダン競馬場は最新技術を駆使した施設で、収容人数は6万人を超え、観客を圧倒する壮大な雰囲気があります。
レース当日は会場全体が華やかに装飾され、まるで映画のワンシーンのような華麗な光景が広がります。この特別なイベントは「砂上の決戦」と呼ばれ、世界の競馬界における最高峰の舞台として位置づけられています。
また、日本馬が活躍する場面が多いことでも知られています。特に「ヴィクトワールピサ」が2011年に日本馬として初めて優勝した際は、日本中の競馬ファンを歓喜させました。
この勝利は、日本の競馬界が世界レベルに到達した証として語り継がれています。ドバイワールドカップは、歴史の新たな1ページを刻むべく、常に名馬たちがしのぎを削る舞台となっています。
「ケンタッキーダービー(Kentucky Derby)」はアメリカ・ケンタッキー州ルイビルのチャーチルダウンズ競馬場で開催されるレースで、アメリカ競馬界の「クラシック三冠レース」の第一戦です。
毎年5月の第一土曜日に行われるこのレースは「The Run for the Roses」とも呼ばれ、優勝馬にはバラの花のガーランドが贈られます。
距離は1,800mのダートコースで行われ、アメリカ国内の3歳馬たちがその頂点を競います。
ケンタッキーダービーの特徴は、その圧倒的な人気と熱狂的な観客の存在です。レース当日は10万人を超える観客が会場に詰めかけ、現地はお祭りのような雰囲気になります。
また、このレースは単なる競馬イベントを超えた文化的な行事としてアメリカ全土で注目されており、「ケンタッキー・バーボン」や「ミントジュレップ」といった地元の名物がレース観戦に欠かせない存在となっています。
さらに、ケンタッキーダービーは「アメリカの夢」を象徴するレースとも言われ、無名の馬が突如スターとなるサクセスストーリーが生まれることも少なくありません。このため、ベットの面でも波乱が起こることが多く、大穴馬が優勝するたびに大きな話題となります。
ブックメーカーでは事前予想オッズが活発に動き、特別キャンペーンが用意されることもあるため、ベットファンにとっても注目度の高いレースです。